- 米国債30年物ロング...不況、失業、FRBによる23年後半の削減、歴史(米国債のリターンが3年連続で低下したことはない)
- イールドカーブのスティープ化...景気後退が始まり、FRBが利上げから減税に転じることを市場が予想すると、米国のイールドカーブは常にスティープ化するため
- ドルショート・EMロング...EMディストレスト債、中国再開で韓国ウォン、「ニアショアリング」でメキシコペソをロング
- 中国株ロング...COVID再開は米・EAFE株に強気、中国は「過剰貯蓄」高、中国株は逆張りのロングトレード継続
- 金と銅のロング...ドルのピーク、中国の再開、金属の在庫不足、エネルギー転換の加速、2020年代のインフレヘッジの必要性
- クレジット・バーベル...23年にクレジット・ロングがコンセンサスとなりすぎたため、IGハイテク債(利回り5%超+強固なバランスシート)とアジアのディストレストHY債(利回り17%)のバーベル・ロングを実施。
- グローバル産業株と小型株のロング。グローバル化からローカル化、金融から財政の過剰、不平等から包摂などによるデフレからインフレ資産への2020年代のリーダーシップシフトは始まったばかりである。設備投資は新たなマクロの強気材料となる
- 米国ハイテク企業のショート:古いリーダーシップ、依然として過剰保有、QE の時代は終わり、グローバル化の時代も終わり、さらに普及率のピークと規制のリスク
- 米国プライベート・エクイティのショート...古いリーダーシップ、シャドーバンキングの住宅・信用リスクへのエクスポージャを考慮した償還リスク
- EUの銀行をロング、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・スウェーデンの銀行をショート。ロシアのエネルギー依存、中国の輸出依存、米国の軍事依存からユーロ圏を引き離すためのEUの財政刺激策と、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・スウェーデンの不動産市場の不況を比較