#株式投資ノート

相場に関すること全般

SBG Armに関するテーマの整理

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Armの上場自体は既定路線となっていると思われます。おそらく現在の時価の2倍程度にはなりNAVを押し上げると思います。

現在のNAV(保有資産時価-負債)18.46兆
内Arm3.68兆(アセットバックファイナンス調整前)→これが8兆くらいになることをSBGは目指しています

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ジョンソン首相も直々にLondon上場を検討するよう書簡をSBGに送っているところです。
規模的にはLondonに上場してもちょっと資金吸収が難しい部分があるようですが,NYと共同上場という形を取る可能性があるとされています(どっちがメインでどっちの市場がAdditionalかはまだ不透明です)。
いずれにせよそれだけのブルーチップの会社ということはいえると思います。Armのおもしろいところは,設計に特化しているところ,及び,設計した半導体に関しては使用高に応じてフィーがもらえる形になっているところです。スマホ用の省電力半導体で市場を取りましたが,設計者への先行投資がうまくいき,今後車載半導体分野で大活躍すると言われています(Armを含めたコンソーシアムが形成されています)。

www.arm.com


なお,上場は来年3月までに行うことを予定しているとのことですが,この雰囲気だと遅れる可能性もあるとは思います。

Arm FY2021 過去最高の売上高と利益
FY2021総収益は、ロイヤリティ収益と非ロイヤリティ収益の両方が力強く成長し、35%増の27億ドル。
FY2021ライセンス(非ロイヤリティ)収益は61%増の11億3000万ドル。これは、製品ポートフォリオの拡大とArm Flexible Accessなどの新しいビジネスで、Armテクノロジーを採用する理由と方法がより多くの顧客に刺さったから。
FY2021ロイヤリティ収入は、5Gスマホの継続的な力強い成長、自動車に搭載されるADASおよびIVIチップの増加、32ビットマイクロコントローラの価格上昇に助けられ、20%増の15億4000万ドルとなり、過去最高。
調整後EBITDAは前年同期比68%増の10億ドル、調整後EBITDAマージンは37%。
FY2021チップ出荷数は過去最高の292億個、うち第4四半期は約80億個(78億個)。
パートナーによる2250億個以上のArmベース・チップの出荷により、Armは世界最大のフットプリントと、完全なスペクトラムに対する独自の知見を蓄積。

なお,ソフトバンクグループの言うIPOはバリュエーション的には実績EBITDAの60倍となり,かなり高い印象です。フォワードと成長性と将来性で見てどうかというところかと思います。

なお,一昨年決まって昨年とん挫したArmのNVIDIAへの売却の当時は,Armを4兆円で値付けしていました。
NVIDIAの株価が値上がりしていたので,発表時には6兆円相当で売れることになっていました。対価がNVIDIA株の現物渡しだったためそういう形でした。
そこからはある程度は成長しておりますので問題ないとは思います。IPOマーケットが全体が冷え込まなければよりいいなとは思います。
4兆円は当時の為替レートなので今よりは安く見えると思います。

別途,アントの上場に関するニュースがありますが,そのことがソフトバンクグループのNAVに影響するのかしないのか,調査中です。