#株式投資ノート

相場に関すること全般

予言者ヅラするエコノミストの茶番劇

来年、来週、あるいは明日に何が起こるか、誰にもよく分からない。もし、成功した投機家になりたければ、他人の予測を聞く習慣を捨てなければならない。
エコノミスト、マーケット・アドバイザー、その他の金融の魔術師の言うことを決して真に受けないことが重要である。
もちろん、彼らが正しい場合もあるが、それが彼らを危険な存在にしている。だからこそ、決して真に受けてはいけない。彼らは何年も予測ビジネスをしてきて、時々当たったいくつかの予測を誇らしげに見せることができる。みんな「すごい!」と言う。予言者の評判に決して現れないのは、彼らが間違っていた残りの予言である。
予言者になるのは簡単だ。25の予言をして、当たったものだけを伝えればいい。経済学者も、マーケットアドバイザーも、政治家も、透視能力者も、みんなこの基本法則を心得ている。もし、正しい予言ができないのであれば、十分な回数、予言をすればよい。
エコノミストたちは毎年、この法則に忠実に行動している。毎年6月か7月になると、一流の予測家たちは翌年の第1四半期の神聖な予測を開始する。予測は通常、GNP、インフレ、政策金利など主要な経済指標について行われる。彼らは明らかに互いの予測を注意深く研究しているので、その予測には驚くほどの同調性がある。多くの投機家は、これらの予測に基づいて意思決定を行う。
毎年9月頃になると、経済情勢が少し変わり、各エコノミストが第1四半期の見通しを修正する。11月頃になると、状況はさらに変化し、再び修正が発表される。12月頃になると、さすがにもう状況がわかってくる。各予測家は、自分の予想が一つでも当たるように祈る。後に発表された予言の方が、対象期間に近いので当たる可能性が高いが、最初の予言が当たることもある。占い師はこの事実を美化して、「私は7月にこれを予言したのだ!」と言う。
投機家は、この茶番を無視しなければならない。