#株式投資ノート

相場に関すること全般

インフレの最新状況

インフレがピークに達するかもしれない兆候を探してみています。物価と賃金のデータを前年同期比で見ても、その兆候を見つけるのは難しいですが,3ヶ月の年率変化率には希望的な兆しが見られます。

(1) 賃金

本日の雇用統計では、前年同月比で全労働者の平均時給が4月までで5.5%上昇しました。しかし、3ヶ月の賃金上昇率は過去3ヶ月間これを下回り、4月中は3.7%まで低下している。これは、財生産産業(前年比4.1%、5.2%)、サービス提供産業(3.6%、5.6%)の3ヵ月賃上げ率にも言えます。

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(2) 物価

PCEDの指標である消費者物価上昇率についても同様の分析を行いましたが、3月までの結果はまちまちでした。ヘッドライン(前月比6.6%対前年比7.7%)、コア(4.2、5.2)、耐久財(2.5、10.2)、エネルギー以外の非耐久財(10.9、6.6)、エネルギー以外のサービス(3.7、4.3)でした。

(3) デュラブ

比較対象として目立つのは、直近3ヵ月の耐久財インフレ率(2.5%)で、3月までの過去3ヵ月はいずれも前年同月比(10.2%)を急落している。PCEDのこのカテゴリーが、前年同月比インフレ率のピークを作る最初の、そして最も重要な貢献者になると予想されます。

(4) 家賃

一方、3月のPCEDのテナント家賃インフレ率は3ヶ月ベースで6.2%と前年同月比4.4%を大きく上回り、ともに2021年初頭から上昇傾向にあることから、サービスの改善は一時的なものである可能性が高いと思われます。

 

株の取り組み方としてはインフレを名目金利で殺そうとしている間はグロースもバリューもノーチャンスです。債券の高利回り商品はいくらも出てくるためです。特にドル高による業績減殺と相まってアメリカ株が一番ダメだと思います。