パウエルFRB議長は「インフレ率を2%の目標に戻すこと」が今の重要な政策課題であると主張した。さらに、労働市場の安定と経済全体の安定を保証するためには、「物価の安定を得ることが絶対に不可欠だ」とも述べた。
4月14日の週には、S&P500のフォワード収益がまた過去最高まで上昇したが、金曜日には同指数と主要サブインデックスのフォワードPERが急降下した。
金曜日にS&P 500のフォワードPERは18.3まで低下し、3月8日の安値をわずかに上回り、パンデミック直前以来の低水準となった。メガキャップ8銘柄(アルファベット、アマゾン、アップル、メタ、マイクロソフト、ネットフリックス、エヌビディア、テスラ)の予想PERは26.1倍となった。指数は、11月中旬のピークから19.2%下落し、弱気相場に突入した。
SMidCapsのフォワードPERは、金曜日には13.0-13.5倍とかなり良い水準で推移している。
ブルベアレシオは1.00を下回る水準に戻った。近いうちにラリーが起こるかもしれない。