#株式投資ノート

個別銘柄の分析やPFの記録など

恒大集団の件,日経平均の見通し,これから投資妙味のある国

恒大集団は結構前から話はあり,中国株はずっと下がっていて,全く浮上してこなかったので気になっていました(アリババなどはバリュエーション的には非常に安く見えます)。


あまり歴史は知らないのですが,リーマンショックアメリカのポピュリズムで起こったと考えています。一方中国の場合はそういったポピュリズムはないので,最悪を避けるためにそういうノイズはなしに対処すると考えています。

 

最近の中国の政策や戦略は切れ味がいいなと思います。そして習近平政治的主張を考えると,レバレッジをかけまくって実需のない資産を作っていた会社は取り潰しつつ(不労所得を追い求めた個人投資家も犠牲にして),罪のない取引先を債務免除,金融機関をモラトリアム,労働者を給付で救済するのが,一貫性があって人気も出てエレガントだと彼らが思い,選択すると予想します。ただしこれは(誰にも)わかりません。

 

一方,日本株は今少し日経225の実績PBRが高いかなと思います。それは今期のEPS分の上乗せ(予想PBRへの移行)を行っているためと想像します。

 

ラフな計算では,予想EPSが2,160.73,BPSが23,682.31で,予想BPSは25302.8575(BPSに足す予想EPSは,第一四半期のダブルカウントを避けるために3/4しています)で,その時点でPBR1.1xとして27,833.1432,1.2xとして30,363.429,1.3xとして32,893.71475で,その辺りのレンジで年内動くのではないかと考えています。

 

なお,リーマン後もコロナショック後もPBR0.8までは下がっていると思います。通常は1.0あたりで底値と意識されるのかなと思います。

 

なお,ソフトバンクグループの予想EPSは寄与度も高い上非常に適当な値だと思っているのでこれから日経の予想EPSが悪化する可能性も高まっていると思います。そうすると上記のレンジは下方修正されます。

 

日経平均の予想PBRは1.2倍が当面,中央値ではないかと思います。


なお,私はBPS・PBRで見てるようにしておりいるので,基本的には成長すると考えています。地味な東証二部の銘柄でもちゃんと10年くらいで純資産が2倍になったりしていて,今年かなり見直されたと思います。

 

これからインフレと利上げが来る中で,これからは財務のしっかりした国やエネルギー資源のある国(ドイツ,ニュージーランド,カナダ)やインフレ耐性が付きつつ事業資本投下に対する利回りのよさそうな国(インド,ベトナムバングラデシュ)あたりがおもしろいかなと考えています。