1.今週の総括
今週もあまりよくない1週間でした。
日本はまあまあ固い値動きでしたが,AI Inside(4488)のショックでマザーズが軟調。保有銘柄の中ではいつも(7694)とJMDC(4483)がマイナス。そんな中相変わらずソフトバンクG(9984)は一回転も利いており9500-10050円あたりで値固めという感じを受けています。
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ENEOS(5020)と日本製鉄(5401)を追加することを連休中のコモディティの状況を見てプランしていました。どれを切るか悩んだのですが,決算発表から軟調な 日本電産(6594)は,TOPIXが好調な日も安く,旬は過ぎたのかなと思い,信用ポジションは解消しました。また,野村ホールディングス(8604)も値動きがおもしろくないのと証券会社がビジネス的に当面のピークを越えた感があるので,解消しました。それでENEOSを500万円分,日本製鉄を100万円分買い建てました。日本製鉄は超絶決算で上値追いとなっています!
米国は,GAFAがヨコヨコ,一方,PSR評価のハイグロースがボコボコという感じでした。
週間ヒートマップ(Wallmine.com)
2.資産状況及び実現損益(年初来)
年初来の資産状況と実現損益は下記のとおりです。
GOOG 86,352USD
損失金額合計 -40,662 USD
実現損益合計 -29,818 USD
米国株は,そろそろ半導体系もおもしろい感じはします。また,金曜にハイグロース系が雇用統計を受けて上がりましたが,私は一過性のアルゴで,基本的には下げトレンドが継続だと考えています。ここで明らかになったことは,「市場はまだテーパリングを織り込んでいる最中」ということです。しかし,結果的にそうではなくまた騰勢を見せてきた場合は少し入れておける態勢です。
日本株は,一旦今の布陣で模様眺めという感じです。先週のマザーズはAI INSIDEの暴落に端を発する追証回避の売りが個人投資家にあったと考えています。AI INSIDEは最高値96000円から半年も経たず16080円まで下がっており,また,連休前後の3営業日で37300円から16080円まで下がるという凄まじい下落で,「ポジション現金化+借金残り」の個人投資家が発生しているものと見られます。マザーズのいつもやJMDCはその要因で売られたという仮説で,この2銘柄の下げは基本的には一過性の下げと考えています。AI Insideでショックを受けたマザーズが,強制決済期限の火水あたりを境にリバウンドする見通しを持っています。
トータルでの今後の展望としては,Apple,Googleに関してはPER30x程度で安全と考えており下値硬くPFを支え,ソフトバンクGが10000円付近で値固めされており,割安水準にあり次の本決算が水準訂正・新波動のタイミングと考えております。いつもとJMDCは割安成長株であり早晩含み損状態から元に戻ると考えています。
かなりしんどい状況が3月以降続いていますが,まずは年初来でプラマイゼロの復帰を目指してリスク管理をしながら今後も取り組んでいきたいと考えています。
じっくりと取り組んでいきたいと思います!引き続きよろしくお願いします!