1月26日,コインチェックにハッカーが侵入,580億円相当のNEMを不正に出金した事件。
ハッカーたちはこのコインをうまく洗浄できるだろうか。あるいは盗まれたコインを取り戻すストーリーはありうるのだろうか。
【参考記事】
コインチェック事件関連の中で最も良質な記事です。抄訳をしてみました。
【記事抄訳】
コインはどこへ行ったのか
- コインチェックは不正送金された11のアドレスを特定し公表
- 口座の持ち主は不明だが、アカウントには次のようなタグが付けられた
coincheck_stolen_funds_do_not_accept_trades:owner_of_this_account_is_hacker - NEMの開発者らは、盗まれたコインを取引所が自動的に拒否するツールを作成
ハッカーは盗んだ仮想通貨を換金できるのか
- 換金可能
- 個人データを収集しない仮想通貨取引でNEMをモネロなど他の仮想通貨に交換してしまえば洗浄できる
- 窃盗額の大きさがネック
「ハードフォーク」について
- NEM取引台帳(ブロックチェーン)をハッカー攻撃前の時点に巻き戻すことができる
- この作業で、ハッキングが起こらなかった台帳と起こった台帳の2バージョンのNEMが生じる〔あとはどちらを「正規」と認めるかの問題〕
- この手法はイーサリアムで2015年に成功した
- NEM財団はこの選択肢を否定
【参考記事】
NEMのインタビュー記事です。必読です。
【参考文献】
哲学があってとても良い本です。
【過去記事】
onlythegoodyoung.hatenablog.com