k's point of view

経営を本業とし,その現場で毎日活動しています。このブログは,旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログでしたが,最近は,ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介の記事が多くなっています。

自分がパナソニックを去った理由と電通の問題

www.huffingtonpost.jp
時間は経っていますが,この事件を振り返りたいと思います。
 
日本社会の縮図です。
 
自分が在籍していた某大企業(パナソニック)の印象は,

  • ブラックな部分が見られる。電通の事件を見て十分ありうると思った
  • 理念は絵に描いた餅で,それを現場に落とし込もうとしている人間がいない(結局サラリーマン)
  • 社内手続が全て,いいビジネスにするのは二の次
  • 事務処理的に物事を進めていくようなことはうまいが,本質をとらえていない(数字の根拠がおざなりなど)
  • 部長クラスでも基本的にはプレーヤーであり,人のマネジメントがわかっている管理職がいない
  • いい人はいるが,そのネットワークが疎で会社が変わるような感じがしない
  • 無駄なことや,理不尽なことが多い。システムに由来している

 

結構このニュースを見て特殊ではないと思った。
 
自分はサラリーマン気質の人間や組織を嫌悪していることがよくわかった。自分のキャリアに対してほとんど実質的な意味がなかった(反面教師的な意味はあっても)。
 
だいたい全体を見たが,周りはレベルが低く,学べることがない。仕事も遅く,一緒にやっているとみていられないくらいつたない人が結構いて,こちらにもとばっちりが来ることがあった。実質的な価値に繋がったり競争優位を導く仕事をせず,会議室の調整ばかりやっている(それを仕事と思い込んでいる)人が,感覚的に4分の1くらいいる。
 
あと,無駄に残業しすぎ
ピアプレッシャーが強い。
 
上の世代はサラリーマン気質で「とにかく耐えて上に行き」発言権を獲得していくようなふうに考えているが,元気な中小企業やエクセレントなベンチャーを見てきて,今の世の中そんなことがまだ必要なのかきわめて疑問。