k's point of view

経営を本業とし,その現場で毎日活動しています。このブログは,旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログでしたが,最近は,ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介の記事が多くなっています。

Haruki Murakami; What I talk about when I talk about running

 

What I Talk About When I Talk About Running: A Memoir (Vintage International)

What I Talk About When I Talk About Running: A Memoir (Vintage International)

 

 

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 自分が人生で最も影響を受け,勇気付けられている本。

 

マレーシアにいた時に,エンターテイメントがなくて,たまたま行った書店で,これなら読めそうと買ってみた本だ。

 

英語に悪戦苦闘したが,内容がふっと入ってきたあと,これまで何回読んだかわからない。

 

マラソンは人生とそのもの,スタートもゴールもない。人との競争も意味がない。自分の目標と自分の記録が頼り。

 

走ることで心は確実に安定し,強くなる。

 

しかし,走ることは単調で,飽きる。

 

飽きても根気よく続けることが,とても大切で,そこに日々の営みから微妙なニュアンスが出てきて,深い内面世界に入り込むことができる。


自分というものが相対化され,意識が自分や,共同体にまみれた俗世間から少し遊離し,悩みが相対化される。

生活の軸と表現することも可能だと思う。

 

共同体からのプレッシャーに現代人は絡め取られて苦しみ抜いている。帰属意識の持てない組織でかりそめの姿を演じて心をすり減らしている。

 

そこで危うくなった自己イメージを何とか頭の中でロジックで辻褄を合わせて自分を奮い立たせている。

 

1日5kmでも。毎日走ることで世界は確実に変わるはず。