k's point of view

経営の現場で,サラリーマンとフリーランスの境目にいる者です。旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログです。その他ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介もいろいろ記載していく予定です。最近は映画についての感想も縷々書いています。

大麻推進を政治的信条とする滑稽さとリベラリズムの観点から見た大麻使用の自由

先日,2件続けて大きな大麻事犯があった。

 

一つは智頭町,一つは石垣島の事件。

 

石垣島の事件の方は,一人の女性が大麻推進を主張の核として選挙に出ていたのが記憶に新しい。

 

この主張は「この健康食品は体にいいから推進しましょう」というようなもので,非常に矮小な,政治的主張とは到底いえないものである。

 

さて,ここであまりだれも言わないのが憲法上の幸福追求権としての「ライフスタイルの自由」の可能性。

 

大麻は健康上無害,他人にも迷惑をかけない(二重の意味でHarmless)にもかかわらず禁止するのはリベラリズムの観点から問題で,現状では違憲状態である。他にもいろいろ国が理由なく制約している個人のライフスタイルにかかわる権利があり,私はこれらを一つ一つ点検していき,より自由な個人の確立に微力ながら貢献したい。そのきっかけとなるのがカナダやアメリカや欧州の一部で解禁が進んでいる大麻である」などと主張すればもっとマシにはなったと思われる。

 

大麻が健康上無害かどうかは論争になっているが

 

結局主張する側も覚悟がなく,「哲学なき主張」に陥ったものだと思う。そういうところに厭世的な気質や,個人の為と社会の為をすり替える欺瞞が見て取れるため,同情の余地がない。

 

一人一人が物事を深く考え,社会全体のために行動することが少しだけ増えるとよいと思う。