k's point of view

経営の現場で,サラリーマンとフリーランスの境目にいる者です。旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログです。その他ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介もいろいろ記載していく予定です。最近は映画についての感想も縷々書いています。

いかに金を稼ぐかが学べる本(松下幸之助)

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学校の勉強は金儲けには直接は役立ちません。

物を作り,売って,金を回収してビジネスは成り立ちます。

これができる人は思ったほど世の中には多くありません。

 

日本の士農工商はよくできた制度で,明治以降,

士→官僚・軍事

農→農業

工→製造業従事者・職人

商→経営者・資本家・販売

このような役割分担で日本の産業が発展する礎となったと考えています。

また,農・工・商の育成システムは学校ではなく奉公でした。

 

この古き良き日本のシステムを理解しながら,日本の経営者がどのように考え,行動し,試行錯誤しながらビジネスを作っていったかが手に取るようにわかる名著を紹介します。

 

私の行き方考え方 (PHP文庫 マ 5-5)

私の行き方考え方 (PHP文庫 マ 5-5)

 

 

下手なビジネス書よりはるかに良い本です。

 

新しいビジネスを作る時に考えなければいけないことは3つ。

① 何を売るか

② いくらで何個売るか

③ その個数を調達(又は製造)するためにいくら必要か

 

3Cとか4PとかSWOTなど高尚な理論は現実世界ではほとんど役に立ちません。MBAなんて行かなくてもいいです。簿記と財務三表分析と原価計算・固変分解・損益分岐点くらいがわかっていれば十分です。これも日々これらをツールとして使っていればよいのです。

 

マネタイズを忘れた日本のサラリーマンにはなかなか辿り着けない思考かもしれません。日本が長期に低迷している理由がわかるような気がします。