k's point of view

経営を本業とし,その現場で毎日活動しています。このブログは,旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログでしたが,最近は,ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介の記事が多くなっています。

世界情勢・世界経済

Brexitと,スウェーデンとEU

Swedish central banker worried over Brexit impact on Sweden | Reuters イギリス同様ユーロに参加していないスウェーデンも今回のイギリスの様子をwatchしていたんじゃないかと思って調べてみたら,こんな記事がありました。 仕事でスウェーデンの会社と…

大企業の古い体質・サラリーマンの問題

今回は少し私的な記事です。 私が大企業(パナソニック)に来て感じた印象は, ・理念がしっかりしているが,絵に描いた餅で,それを現場に落とし込もうとしている人間があまりいない ・結局サラリーマンで,ビジネスの仕方を知らない ・社内手続が全て,い…

覇権国家になった中国

習近平「特別接待」で狙うトランプとの“蜜月”:日経ビジネスオンライン 最近急速にアジアの覇権がアメリカから中国に移っています。 中国は,米国債や金の保有がかなり進んでいます(輸出で稼いだドルの使い道がそこになるんでしょう)。 AIIBやSDRを通じて…

日本経済悲観シナリオと資産防衛術

今週もやっと終わりますね。 日本経済悲観シナリオを考えてみました。あくまでもリスクケースです。 赤字財政(年間-50兆円) → 国債発行金額増大(現状1000兆円) → 金融機関の資金不足(現状1400兆円)・企業の資金調達困難・国債消化困難 → 国債価格下落…

海外市場におけるプロダクト戦略

はじめに 人から依頼を受けて,表題のテーマでアイデアをまとめることになった。 ご参考までにアップします。 イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆…

自分がパナソニックを去った理由と電通の問題

www.huffingtonpost.jp時間は経っていますが,この事件を振り返りたいと思います。 日本社会の縮図です。 自分が在籍していた某大企業(パナソニック)の印象は, ブラックな部分が見られる。電通の事件を見て十分ありうると思った 理念は絵に描いた餅で,そ…

預金封鎖(偏見に満ちた考察)

各国政府債務残高GDP比 www.mof.go.jp 国の借金の問題 繰り返された財政出動と、少子高齢化の進展による社会保障費の増大で「国の借金」は再び急増。現在1307兆円のところまで来ています。 日本の政府債務残高の推移 - 世界経済のネタ帳 政府負債額(GDP…

地政学と軍事学のススメ

日本においては,地政学と軍事学は,敗戦後の政策により,大学から淘汰されてしまいました。しかし,現代史や現代の国際情勢を理解するうえでは全く欠かせないものです。歴史と地政学の違いは,「人を軸にして語る」か「地形を軸にして語る」かの違いです。…

経営者が重視する財務指標(ROEとROIC)

ROEという財務指標が注目を浴びている。これとは微妙に異なる指標としてROICがある。今回はこれについて解説する。 1.ROE(自己資本利益率) ROEの計算は実にシンプルであり,自己資本が分母,当期純利益が分子の割り算。上場企業であれば,ROEは8%以上で…

アメリカ大統領選 トランプに関しての雑感

http://www.dispatch.com/content/stories/local/2016/11/13/j-d--vance-says-trump-presented-change-voters-wanted.htmlwww.theguardian.com 最近ニュースになっているしみなさん注目してたくさんのコメントが出ているので,自分が書いても何の意味もない…

【Brexit】EUをめぐる欧州の状況

Theresa May首相。 (Boris Johnsonが首相にならなかったところに英国の良識の高さを感じます。) 引き続き,Brexitの問題。 私は, ・自由貿易 ・外国からの資本の自由な流入 ・外国への人材や技術や所有権の自由な流出 ・通貨統合 ・自由な国家間の人の移…

宗教国家・破綻国家の問題

イスタンブルのサバサンド売り場での光景(2009年ごろ) 【トルコのクーデタ】は、あっさり失敗しましたね。7年前2週間程度トルコに行きましたが,私のトルコの印象は,軍神ケマル=アタチュルクが世俗化を達成した近代国家というもので,当時コンビニでお酒…

イギリスがEU離脱なら,「日英同盟」の復活を狙え

イギリスのEU離脱の国民投票の結果が出ましたね。まさか離脱となるとは,というのが正直なところです。 グローバリズムの反動が世界のあちこちで起こっているようです。 思い返せば,オバマが就任当初,中東和平を訴える演説をし,ノーベル賞をもらったが…