k's point of view

経営の現場で,サラリーマンとフリーランスの境目にいる者です。旧司法試験の問題を中心に,新たに実務的視点で考えてみるブログです。その他ビジネス関連の雑考や法律・ビジネス関連の書籍紹介もいろいろ記載していく予定です。最近は映画についての感想も縷々書いています。

広島カープ優勝!!

<広島優勝>得点、本塁打数、盗塁数…圧倒的な攻撃力 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

広島カープ,今年もリーグ優勝しましたね。

 

マエケンドジャースに行ったり,黒田が引退したり,いろいろと主力選手が抜けても勝ち続けられるのは,フロント・育成・監督のチームワークの賜物だと思います。

 

去年は大谷擁する日本ハムに破れて日本一はなりませんでしたが,今年こそは日本一を達成してほしいです。

 

それにしてもエクセレントですね。球団経営がうまく行っている雰囲気をひしひしと感じます。

 

親会社のマツダも絶好調ですし,フォード傘下のころに経営が刷新され洗練されたのではないかと想像します。

 

それにしても新聞社が親会社では球団経営はうまくいかないでしょうね。

 

ソフトバンクなんかは世界に冠たるエクセレントカンパニーで,そういった会社がマネジメントしている一方,旧態依然とした会社がマネジメントもへったくれもない思いつき運営では到底太刀打ちできないと思われますし,ペナントレース交流戦を見ても明らかです。

 

4年で3度優勝のソフトバンクホークス、常勝球団を支える経営サイクル | VICTORY

こちらもご参考

新電力業界考察

今回は自分が片足を突っ込んでいる新電力業界の話題。

 

PPS(新電力)ってどうやって儲けているの? – EneLeaks(エネリークス)

↑これは良記事です。

 

みなさん,新電力は使ってますか。リスクなく電気代が安くなるのでぜひオススメします。私の家では東京ガスの電力を利用しています。

東京ガス : 電気のこと / 東京ガスの電気 まとめておトクな3つの理由

 

さて,今回は,ビジネス的観点から,新電力について自分なりに考察してみました。

 

新電力の会社は,今後淘汰が起こると考えられます。

 

新電力のリスクとしては,

コモディティであり競争によりすぐに最低価格となり,収益性が低くなる

・形骸的な発送電分離による託送料の恣意的な変動

・卸取引所の価格の変動

原発稼動による一般電気事業者の電力料金の低下

・スマートプランなどの対抗策

・顧客の与信リスクの負担(支払いが止まっていても3ヶ月は送電し続けなければならない)

・請求・手数料の細かい支払いによる加速度的な事務負担の増大による固定費増

・同時同量の読み誤りによる課徴金

・競争激化による広告宣伝費

・ガス事業者や通信キャリアのように追加コストが少なく電気を取り扱える価格破壊プレーヤーの伸張

といったところでしょうか。

 

なお,PKS発電事業者だと,

・PKSの需給逼迫や(特に中国)

・混焼している石炭価格の変動(資源高)

があります。

 

太陽電池発電所は日照に依存し安定電源足り得ないことから,定格のKWに対して,需要に応じた実際の安定電源としてのkWhとしてはおそらく機能しないでしょう。

 

特に,一般家庭やマンション共用部は朝と夕方と夜が需要のピークと想定され,電気は溜められないので,太陽電池発電所はよい電源たりえません。

 

会社によっては,うまく工場とレジデンスをミックスしてピークを平準化しているようです。

 

当然,今の内に顧客基盤を作り,ビッグデータ化や他の商品・サービスのクロスセルや事業売却等で,今後別の方法でマネタイズしていくこともありえ,価格破壊プレーヤーたちもそういった次の展開を想定しているかもしれません。

 

もし例えば新電力が飛んだとしても,当然停電にはならないのは常識ですが,ヴァーチャルな需給関係に過ぎないことを想像できない一般ユーザーからは,いろいろ言われたりするのではないかと思います。

司法試験と経営【経験と原理の往復】

マニアックな話題で。

 

有斐閣という法律関係の老舗出版社から,京大の酒巻教授の刑事訴訟法の本が出ています。

 

もう10年位前になりますが,酒巻教授の法学教室の連載(「刑事訴訟法の諸問題」)で衝撃を受け,留年中に京大にもぐって講義を聞いていたころが懐かしいです。

 

私は結局弁護士の道ではなく,経営・国際ビジネスの分野へ行き,今は企業経営という全く違う分野で仕事をしていますが,そのpragmaticの極地のような世界の中にも(暫定的な)真理はあるわけで,その真理への接近には経験と原理の往復が欠かせません。dogmaticな法律の勉強を通じてそういう営みがあるということを知れたのは非常に貴重でした。pragmaticな世界にdogmaticなアプローチができるというのが自分の今の武器になっており,そういう意味では,酒巻先生は直接お話をしたことはありませんが,今につながる原点を与えてくれた方です。

 

かなり重厚な内容になっており,670頁と分量も多く,自説も説得的に展開され,これは体系書といっていいでしょう。刑事訴訟法は松尾先生以来よい「体系書」が出ていなかった。

 

2015年刊行
A5判上製カバー付,670ページ
4,320円(本体 4,000円)

 

 

刑事訴訟法

刑事訴訟法

 

 



 

30000pv

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このブログを始めて1年,累計30000pvを大きく超えるところまで来た。

このブログを訪ねてくださった皆様に御礼申し上げます。

2016年の司法試験の結果分析のコンテンツから一気にアクセス数が伸びた。今年も同様なコンテンツで1日2000pvをいただける日もあった。

このブログは大きく法律,ビジネス,社会経済,個人の生き方を扱っている。

アドラー心理学に関する投稿もしている。

また,今仕事で取り組んでいる会社の経営についても,本質論を書いていきたいと考えている。


引き続き,よろしくお願いします!

2017年司法試験合格者・法科大学院別ランキング

司法試験の合格発表がありました。

 

総評(法務省

http://www.moj.go.jp/content/001235836.pdf

 

最終合格者数は1,543人で、平成28年の1,583人と比べて40人減少。受験者数6,899人に対する合格率は25.86%でした。合格率としては以前とあまり変わっていないと思います。 

 

予備試験の合格者数が引き続き伸長しています。

 

予備試験合格者数290人、 合格率72.5%につき,予備試験経由の受験者数は400人と推察されます。昨年は自分の試算では受験者数382人で合格者数235人でしたので確実に伸びています。

 

法科大学院経由の受験者数は6499人(昨年6517人),法科大学院経由の合格者数は1293人(昨年1348人)につき,法科大学院経由者の合格率は19.90%(昨年20.7%)となります。

 

これは明らかに私が受けていた平成21年当時との差異になります。当時は,合格率27.6%だったので,法科大学院経由にとっては大きな状況の変化を経験しています。

 

この原因はおそらく,優秀な方は予備試験経由で早く合格する(学部・大学院在学中など),また,社会人で法科大学院に行く余裕のない人が予備試験経由で合格する,といったようなものだと思います。

 

予備試験経由の合格率の高さは,予備試験そのものが競争が激しい上,そこですでに法律の能力のスクリーニングをしているので実力者が厳選されてきた結果でしょう。

 

それにしても法科大学院の存在意義が気になります。学費が年150万円としても,300万円(既習コース)から450万円(未習コース)かかり,その上で生活費が年200万円として400万円から600万円かかるわけで,総額700万円から1050万円の投資になります。

 

これがさらに私立だと上がる可能性があり,また,一度不合格になるとまた何百万円も追加コストがかかるわけです。

 

さらに考えると,学部段階ですでに2000万円程度は投資しているわけです。

 

教育に金がかかるのはわかりますが,社会保険で一定程度商売のしやすい医師とは異なり,自由競争で社会にでる法曹志望者にとっては苦しい状況と言わざるをえません。

 

そういった状況下での具体的個人に着目して制度をリファインしてほしいと切に思います。

 

大学別の合格者数と合格率は下記のようになっているようです。千葉大法科大学院開設当初は結構よかったはずですが,今は低くなりましたね。大阪大は昨年からジャンプアップです。

 

大学別合格率ランキング

※カッコ内は合格者数   合格率の順

1.予備試験合格者(290人、72.5%)

2.京都大法科大学院(111人、50%)

3.一橋大法科大学院(60人、49.6%)

4.東京大法科大学院(134人、49.4%)

5.慶應義塾法科大学院(144人、45.4%)

6.大阪大法科大学院(66人、40.7%)

7.神戸大法科大学院(55人、38.7%)

8.愛知大法科大学院(4人、30.8%)

9.早稲田大法科大学院(102人、29.4%)

10.首都大東京法科大学院(31人、27%)

11.中央大法科大学院(119人、26.2%)

12.東北大法科大学院(18人、26.1%)

13.北海道大法科大学院(29人、24.6%)

14.名古屋大法科大学院(28人、23.7%)

15.鹿児島大法科大学院(3人、20%),熊本大法科大学院(5人、20%),神戸学院大法科大学院(1人、20%)

18.創価法科大学院(13人、19.4%),琉球法科大学院(6人、19.4%)

20.九州大法科大学院(17人、19.3%)

21.関西学院大法科大学院(18人、18.4%)

22.岡山大法科大学院(9人、18%)

23.同志社大法科大学院(20人、17.9%)

24.大阪市立大法科大学院(13人、17.1%)

25.金沢大法科大学院(6人、16.7%),福岡大法科大学院(5人、16.7%)

27.山梨学院大法科大学院(6人、15.8%)

28.甲南大法科大学院(6人、15.4%),島根大法科大学院(2人、15.4%)

30.筑波大法科大学院(11人、15.3%)

31.横浜国立大法科大学院(10人、14.9%)

32.獨協大法科大学院(4人、14.8%)

33.千葉大法科大学院(11人、13.4%)

34.神奈川大法科大学院(2人、13.3%)

35.学習院法科大学院(11人、12.9%)

36.大阪学院大法科大学院(2人、12.5%)

37.立命館大法科大学院(21人、12.1%)

38.明治大法科大学院(30人、11.7%)

39.上智法科大学院(16人、11.6%)

40.関西大法科大学院(12人、11.5%)

41.龍谷法科大学院(5人、11.4%)

42.愛知学院法科大学院(2人、11.1%)

43.京都産業大法科大学院(3人、10.7%),西南学院大法科大学院(3人、10.7%)

45.信州大法科大学院(3人、10.3%)

46.駒澤大法科大学院(3人、10%)

47.大宮法科大学院大学(3人、9.7%)

48.成蹊大法科大学院(7人、9.3%),明治学院法科大学院(4人、9.3%)

50.立教大法科大学院(9人、8.6%)

51.南山大法科大学院(4人、8.3%),白鴎大法科大学院(1人、8.3%)

53.日本大法科大学院(8人、8.2%)

54.名城大法科大学院(3人、8.1%)

55.久留米大法科大学院(1人、7.7%)

56.法政大法科大学院(8人、7.5%)

57.東北学院法科大学院(1人、6.7%)

58.近畿大法科大学院(2人、6.3%),静岡大法科大学院(1人、6.3%)

60.北海学園大法科大学院(2人、6.1%)

61.広島大法科大学院(3人、6%)

62.香川大法科大学院(1人、5.6%),専修大法科大学院(4人、5.6%)

64.桐蔭横浜大法科大学院(3人、5.4%)

65.青山学院大法科大学院(2人、4.8%)

66.関東学院大法科大学院(1人、4.3%)

67.新潟大法科大学院(1人、4%) 

68.大東文化大法科大学院(2人、3.8%)

69.駿河台大法科大学院(1人、3.4%) 

70.國學院大法科大学院(1人、2.7%)

71.中京大法科大学院(0人、0%),東海大法科大学院(0人、0%),東洋大法科大学院(0人、0%),姫路獨協大法科大学院(0人、0%),広島修道大法科大学院(0人、0%)

 

大学別合格者数等(総務省

http://www.moj.go.jp/content/001235958.pdf

 

 

 

司法試験合格発表

http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/shiken_shinshihou_shikenqa.html#【その他】

 

今年2017年の司法試験の合格発表は9月12日。

 

毎年ワクワクする時期だ。

 

現役時代は地獄にいる気分だったが。

良い会社とは(試論)

これまで経営の立場で,大企業から中小企業・零細企業,100年の企業からベンチャー,オーナー企業から上場会社・ファンド傘下の会社など,いろいろな会社をみてきた。

 

ものすごくラフだが,良い会社とは自分なりに公約数的に定義すると,以下のようになると考えている。

 

・売れるものを作っているか
・各人にどんなタレントがあるかを具体的に把握しているか
・そのタレントを,個人の特性に応じてパフォームできるようになっているか
・会社の歴史を把握し,レガシーを有効活用しているか
・コーポレートブランドが確立しているか
・すべての活動が利益だけではなくコーポレートブランドの向上に貢献しているか
・従業員が楽しんでいるか
・従業員が育つ環境にあるか
・社内の雰囲気はよいか
・経営者がやりたいことができているか
・筋が良いかどうか
・数値でパフォーマンスが計測できているか
・何が重要な数値かがわかっているか
限界利益率は高いか
・固定費は適正な範囲内か
・売りはコンスタントに立っているか
・3か月後までの受注は心配ないか
・どんなに閑散期の月でも月次で経常利益が出ているか
・税金は節約できているか
・開発は自由にできているか
・試作から量産への移行はうまくできているか
・開発のための設備や人員や測定装置は揃っているか
・品質管理のフィロソフィーがしっかりあるか
・顧客・仕入先・外注先に定期的に会い,良い会話ができているか
離職率が相応か(高すぎても低すぎてもダメ。一定程度の新陳代謝が必要)

 

多分に私的なメモのようだが,ご参考まで。